VC++プロジェクトを64bitプラットフォーム用に設定する

さあ円柱周りの流れの数値計算を始めようと思っていた矢先,新たな問題が生じました.
より広い範囲のシミュレーションを行おうとして配列の要素数を増やしたところ,メモリが不足してしまったのです.
32bitのプログラムでは限界がありました.

僕はプログラミング初心者なのでよく知らなかったのですが,32bitのプログラムはメモリの使用制限があるようです.
そこで,プログラムが64bitプラットフォームで動くようにVisual C++の設定を変えました.
(もともと64bitOSでプログラミングをしていました.)

まず,↓のサイトからWindows SDK for Windows 7 and .NET Framework 4をダウンロードしインストール
http://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=8279

そして↓のサイトを参考にVisual C++の設定を変更
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/9yb4317s.aspx

ビルドしてエラーが出る場合,↓のサイトを参考にして設定を変更
http://togarasi.wordpress.com/2010/06/02/visual-studio-2010-c-%E3%81%A7-windows-sdk-v7-1-%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AF%EF%BC%9F/

この設定はプロジェクトごとにやる必要があるようです.

結果,メモリ不足に陥ることなくプログラムが動くようになりました〜♪
めでたしめでたし

ちなみにVisual C++のバージョンは2010です.
あとから先生に聞いたのですが,Linuxgccは自動で64bitプラットフォームに対応したコンパイルをしてくれるそうです(知らなかった).